好きなエロゲOPムービー10選
※エロゲとタイトルにありますが、エロの話は一切しません。
ぼくはエロゲを実際にやるのもこんな記事を書くくらいなので当然好きなんですが、それ以上にエロゲのOP映像が大好きです。趣味を訊かれたら「ゲーム、動画編集、野球観戦、エロゲOP映像鑑賞」と答えます。
エロゲOPは映像の独自の文化として確立されているとぼくは常々考えているので、せっかくこの記事を開いてくれるぐらい暇なみなさんに少しでもエロゲOPの良さを共有していきたいです。
※ぼくのyoutubeのプレイリストを上から見ていった順なので、順番が順位とかではありません。
1.暁の護衛~罪深き終末論~ 「OWN JUSTICE」
バチクソにかっこいいんだわ。いきなり男性ボーカルでかっこいい系統のものが来ましたので、萌え萌え~~みたいなよくあるエロゲの映像を期待していた方は面食らったかもしれません。ごめんね。
この暁の護衛は最近では有名な「ようこそ実力主義の教室へ」のシナリオを担当している衣笠氏と同作品のイラストを担当しているトモセシュンサク氏のタッグです。一昔前のエロゲですが、このころからタッグを組んでいたんですね。
動画を作る側の目線から言うと、最初キャラの顔がフェードをかけて登場しながらの緑のエフェクトが左から右に行くのがかっこいい。あと、全体的に文字の出し方と、キャラを黒のシルエットにする表現がかっこいいですよね。
このエロゲは、ありえん強い(37階から落下して傷は足を折る程度、拷問を受けて致死量の出血をしたのち薬物を原液濃度で投与されても死なない、高熱が出ているにもかかわらず、ごろつきを1人で30人以上倒す)ボディーガードの主人公朝霧海斗がお嬢様を護るっていうお話です。衣笠氏の脚本によくある竜頭蛇尾感は否めませんが、おもしろい部類だと思います。作品としてもおすすめできます。
一作目が『暁の護衛』、二作目がこれ『暁の護衛~罪深き終末論~』です。今ならファンディスクの内容もまとめた『暁の護衛 トリニティ』が発売中です。(回し者ではない)
キタキタキタキタ(オタク)
光度を上げた風景画像や、異能の派手なエフェクトが視覚的にかなり強くて、青葉りんごさんの透き通るような歌声にマッチしていますね。映像全体通して「綺麗」に作られているなという印象です。
ちなみにぼくが最も好きなエロゲといっていい作品です。異能系ファンタジーというくくりが当てはまるかと思います。エロ要素はなくても作品は成立するシナリオなので、Switchとかで出してもっと大衆に広まってほしい・・・ ダブル主人公の優真と赫が対照的なヒーローで魅力的ですね。
3.BALDR SKY ZERO2 「Reboot oN/↓0」
うーんオシャレ。エロゲ界隈においては知らない人はいない「BALDR SKY」のZeroというシリーズの2作目ですね。ロボットものです。我らが戯画が作ってます。
ロボットものということで、SFチックなエディットが目立ちますね。大変かっこいい。作品そのものやエロゲソング的には前作「BALDR SKY Dive」が目立ってはいるものの、OP映像として見た時にZeroも引けを取ってないと思います。
4.はつゆきさくら 「Hesitationsnow」
知ってる人も多いかと思います。はつゆきさくらです。初雪から桜まで、主人公の河野初雪と玉樹桜の冬から春にかけての物語です。もちろん桜√以外も単純に面白いので作品としておすすめできます。マジで。やらないやつは人生損してる。
映像で魅せるのには小難しい編集は要らない。そんな気概を感じますね。他の映像と比べると動きの激しい編集はしてないと思います。それなのにこれだけ良い映像だということは、この曲やイラストにおとなしめの編集が合っているということでしょう。
5.コミュ -黒い竜と優しい王国- 「内なる雨」
いや~好きですねえ~~
キャラ紹介の時の出し方がかっこいいですよね。あと、「―さあおとぎ話をはじめよう。」とか「俺たちはチームだ。たとえ蜜月には届かない間柄でも。」とか言葉のチョイスがかっこいいですよね。この辺は上手く作品を活かしてると思います。(プレイはしてないんですけど、多分作品中に出てくる言葉だと思います。)
6.ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 武士の鼓動 「薔薇色事変」
かっこよくない???
キャラが最初に出てくるところの赤背景に黒い血痕がついてくモーションめちゃかっこいいと思うんだけど。あと、サビのかっこよさは群を抜いてるかなと。
歴史もののエロゲですね。よくある主人公がタイムスリップしたってやつ。さらにこれは2作目で、なぜか忠臣蔵と新選組が同時代にいます。忠臣蔵と新選組どちらが時を超えたのか詳しくは作品をやってないのでわかりません。
この作品の1作目はなんと体験版で大石内蔵助√ができてしまいます。エロゲってどんな感じ?という人はやってみてもいいかもですね。あと単純に日本史を学ぶきっかけになるんじゃないですか(適当)
7.ハピメア Fragmentation Dream 「幻想楼閣 」
天下のパープルソフトの作品、ハピメアの2作目のOPですね。おしゃれ。
曲名からもうかっこいいなんじゃ幻想楼閣って。中二病再発しちゃうよ。
作品が夢を題材にしたものなので、たびたび主人公たちは夢の中で不思議な出来事に巻き込まれていくんですれけども、見事にOPの映像で不可思議な世界観を表現できてると思います。キャラの立ち絵が浮遊しているように見えたり、物が落ちるスピードがゆったりしたり、背景の画像をゆらゆらさせたりとか、随処に不思議な世界を表す要素がちりばめられてますね。
8.双子座のパラドクス 「gemini」
ぼくが初めてやったエロゲです。OPがかっこいいから買いました。(マジ)
赤と青を基調に、シルエットを上手く使ってますよね。かっこいい。
この作品がどういう作品なのか、魅力が十分に伝わってると思います。
これも上記の幻創のイデアと同じダブル主人公です。なのに、√分岐があって、物語の中でキャラクターが√分岐に対するメタ的な認知があるという珍しい作品です。しかも、ちゃんと作品の世界観を損なわずに、ストーリーにそれが影響してくるから面白い。
でも、OP中にめっちゃ星座の記号が出てきて、タイトルにも双子座とあるのに、星座要素は1ミリたりとも出てきません。絶対最初「双子のパラドクス」で語呂のおさまりが悪いから適当に1文字付け加えたでしょ() 面白いからいいんだけど。
9.9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ 「ハルトキ」
こちらも天下のぱれっと。
最近のマイブームがこれ。曲のかっこよさもさることながら、映像面でも細かいエフェクトを上手く使ってかっこよく見せてるなという印象です。このエロゲやりたいなーーーーと思わせられてしかたないです。
「映像が音楽に合わせる」がOP映像制作の基本だと思いますが、これは映像と音楽のマッチ率120%ですね。かっこいい。
ちなみにドゥースー大先生のパロMADはこれを作ってます。乞うご期待。
10.グリザイアの楽園 「FISSION」
有名なグリザイアシリーズの3作目。果実、迷宮と来て楽園ですね。
曲がバチクソ良いのはそれはそうなんだけど、映像がどうやって作ってるかわからない箇所が多すぎてもうひとえに崇拝。
あと、何気ない文字の出現のしかたとか、次のシーンへの移行のしかたとか、すごいところが多すぎてすごい。
絶対真似できないエロゲOPの一つだと思ってます。
どーでしたかね? 一応同じシリーズや同じ会社の作品は避けて書いたので、いろいろな世界観の作品、映像を載せられたかなと思います。
エロゲというと、女の子とえっちだ~~~ブヒブヒみたいな印象をもたれるかもしれませんが、それは一部のゲームで、有名な作品はしっかり世界観があってストーリーがあって、立ち絵が動く+√分岐があるラノベみたいな感じで楽しめるので、ぜひ興味を持ったらやってみてね。エロゲできる時間があるのは大学生のうちだけなのでね、、、
また気が向いたらエロゲ関係で記事書きます。