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素人の批判と専門家の称賛

なんかこの度数名のアホたちがピーチクパーチク言ってるらしいのでいい機会だと思い、普段のぼくの脳内をアウトプット。

 

素人の批判と専門家の称賛は聞かないほうがよいという話。

 

 

 

自分が何かしらを発信した時のレスポンスとして考えられるのが

1.素人の称賛

2.素人の批判

3.専門家の称賛

4.専門家の批判

 

ここでいう素人とは「明らかにその分野に対して知見がない」「知識だけはあるけど、実際自分で大した取り組みをしていない」「なんか意味不明なやつ」のこと。専門家とはこの逆で「明らかにその分野に対して自分より知見がある」「知識も取り組みも一流」「なんかすげーやつ」のこと。

 

要は自分よりその分野においてすごいかすごくないかってことですね。

 

さて、本題です。

聞いた方がいいことから書きましょう。

聞いた方がいいのは素人の称賛と専門家の批判。

 

多くの場合において素人の称賛は「なんかよくわかんないけどすげー!!」です。

スマブラだと、ここの上スマなんで通ったの!? すげー!

野球だと、よくこんなに曲がる変化球打ったな! すげー!

論文だと、俺はよくわかんないけど、この研究がこれから社会に役立つんだ! すげー!

って感じです。単純に褒められるのは嬉しいでしょ。これは素直に聞いていいと思います。

人間褒められると次の行動に対するモチベーションも上がりますからね。

 

そして、重要なのが専門家の批判です。

自分が何かを成した! 創った! って時にどれだけいいものでもやはり、専門家=自分よりすごいやつから見ると、ここはこうしたほうがいいとか改善点は山ほどあるわけです。

世の中のミスってのは2種類あって「しっかり意図をもってやった結果のミス」と「特に意図してやってるわけではなかった結果のミス」です。

そのミスってのを専門家は教えてくれます。

 

プロ野球の捕手が投手にスライダーを要求したけど、打者から読まれてしまってホームランになったとか、そういうのは名将ノムさんも「リードに意図があるならよい」としています。

体に近いインコースにストレートを投げたから次のアウトコースへのスライダーは打てまいと思ってスライダーを投げさせたのか、

なんとなく今日の投手はスライダーが調子よさそうだったからエイ、ヤーでスライダーを投げさせたのか、

専門家の批判はそれを突き付けてきます。

専門家の批判をもらうことで、自分に足りないもの、また今回のミスには意図があったかなかったか。ということがわかります。

 

 

 

さて、聞かなくていいことについて書きます。

1つ目は素人の批判です。

これは完全に「素人は黙っとれ――」ってやつですね。自分より知見を持たないものから意見をもらったとしても、大抵本質とはずれてるし、勝手に言ってるだけなんですよね。

わたしはこういうものを発信しました。あなたはそれをくだらないと思いました。

それだけです。

くだらないと思った事実を発信するのも素人側の自由なので別に何とも思わないですが、たとえそれを目にしてしまったからといって、こちらは「なんか三下が言ってるよワラw」くらいに思っておけばよいのです。

 

ただし、道徳的、倫理的な観点からの批判は聞く余地があります。

こちらが道徳に反するおこないをしてしまったときの批判については相手も道徳心を持ついち人間ですので、素直に批判を受け止めごめんなさいする勇気も必要かなと思います。

そもそも、そんな不道徳的なことをするなというお話ではありますが、人生何があるかわかりませんので。一応脳みその隅っこにでもしまっておきましょう。

 

 

そして、一番意外かと思うのが、専門家の称賛です。

別に褒められたからと言ってツンケンしてろというわけではありません。

その日は「ありがとうございます」と言って喜びつつも、褒められたという事実に溺れないことが重要なのです。

褒められたというただ一つの事実のみを受け止め、あとに引き摺らない。

褒められたその日はニチャニチャしててもいいけど、翌日からまた兜の緒を締める。

昨日の自分よりもっと強い自分になるためには昨日の自分に溺れないことです。

 

昨日の自分は褒められたけど、今日また同じことができるとは限らない。

うっかり気を抜くと後退してしまうので、また翌日から頑張ろう。

この精神を持ち続けていれば、自分の実績や過去の栄光に溺れることも少なくなるでしょう。

 

周りは自分をもてはやすように感じてしまうけど、それはあなたの成績をもてはやしてるだけで、あなたをもてはやしているわけではありません。

 

 

 

 

ということでした。

素人の批判と専門家の称賛は摂取しすぎると身体に毒なのでほどほどにね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

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